アトレティコ・マドリーとレアル・マドリーの関係
- チャック井上
- 2019年9月26日
- 読了時間: 2分
今週末、19-20シーズン最初のマドリードダービー(El Derbi Madrileño)が開催されます。
双方のサポーターからすれば重要な一戦。そこでスペイン人から見た1つの街の2つのクラブチームの関係性について書いていこうと思う。
地理
マドリードの中心部から見て南側(我らがビセンテ・カルデロンがあった地域)は労働者階級が多く、アトレティサポも多い。
北側はマドリーサポが多い(マドリード市民の7割がマドリディスタである)。
補足:御存知の通り現在のホームスタジアムであるメトロポリターノはマドリードの東側に位置している。
マドリーはお兄ちゃんのような存在
アトレティコにとって、マドリーというクラブはお兄ちゃんのような存在。
自分たちよりもイケメンで、いい仕事も持っていて、両親にも愛されている。
でもアトレティコも、たまにいい仕事が見つかったり、可愛い彼女が見つかったりすることもある。
アトレティコとマドリーを比べる時にどちらかが勝っているかではなく、「マドリーとは違う存在」だと考えていることが多い。
クラブの存在自体が自分たちの生活に欠かせない存在(情熱、パッション)となっている。
アトレティコファンの特徴は負けていても最後までチームを応援している。
補足:最後の「負けていても最後までチームを応援している」というのは、1617シーズンのCL セミファイナル 2ndレグのことである。アグリゲートスコア2-4でベスト4敗退となったこの試合、大雨が降りはじめたビセンテ・カルデロンで続々と帰っていくマドリディスタを横目にコルチョネロス達は声を枯らせた。
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